はじめに
2年半前、私はエンジニアになることを決意し、営業職からSEへの新しいキャリアの第一歩を踏み出しました。
この記事では、なぜエンジニア転職を決意したのかを振り返ります。
決断から現在に至るまでの過程は今後別の記事にまとめる予定です。
これからエンジニアを目指そうと考えている方や、転職に踏み出せず悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
エンジニア転職を決意した理由
1. 現職への疑問
2. エンジニア適性の確認
3. 転職成功までの道筋がはっきりしたこと
転職を決意するに至った判断材料は上記の3点です。
それぞれの詳細を話していきたいと思います。
1. 現職への疑問
私は転職する前、営業職に就いていました。しかし、その会社ではパワハラが横行しており、20代の営業職は誰も残っていない状況でした。このまま続けていけるのか、将来に不安を感じていました。
また、営業を続けても身につくのは営業スキルのみで、「このまま営業職に縛られ続けるのはどうなんだろう」と疑問を持つようになりました。
そんな時、ふと昔からの疑問が頭をよぎりました。
「WEBサイトってどうやって表示されているのだろう?」
プログラミングで作られていることは知っていたものの、具体的な仕組みは理解していませんでした。この疑問をきっかけに、プログラミングについて調べ始めました。
2. エンジニア適性の確認
プログラミングを始める際、最も不安だったのは「文系でもエンジニアになれるのか?」という点です。
調べると、文系からでもエンジニアになれるという情報は多く見つかりました。しかし、それを鵜呑みにするのではなく、実際に試してみようと考えました。そこで、多くの未経験者が利用する「Progate」を始めてみました。
半日でWEBサイトに文字を表示したり、色を変えたりできるようになり、自分で書いたコードが実際に動くのを見て「思った以上に面白い!」と感じました。
Progateを使って楽しいと感じるかどうかが、エンジニアを目指すかどうかの分岐点になると思います。
私は楽しさを感じたため、次にエンジニア転職について本格的に調べ始めました。
3. 転職成功までの道筋が見えたこと
未経験からエンジニア転職を成功させるには、「勉強意欲」と「自作のポートフォリオ」が必要であることが分かりました。
知識を身につけることは当然として、その知識は数年後には古くなるため、継続的な学習が不可欠です。私は大学進学後、勉強の習慣がなかったため、「この先やっていけるのか?」と不安を感じました。
また、ポートフォリオの作成方法もまったく分かりませんでした。インターネットやPCにはほとんど触れたことがなく、ExcelやWordを使う程度のスキルしかなかったため、一人では無理だと思いました。
そこで、私はプログラミングスクールに通うことを決断しました。
スクールではメンターが付き、初心者でもポートフォリオを作成し、エンジニア転職を成功させるまでサポートしてくれます。
「これなら転職できるかもしれない」と考え、会社を辞めてスクールに通い始めました。
エンジニア転職で感じた不安と解決策
転職を決断する際に感じた不安は、以下の3つです。
1. 文系でもエンジニアになれるのか
2. 学習を継続できるのか
3. そもそもエンジニアに向いているのか
それぞれ、どのように向き合ったのかを説明します。
1. 文系でもエンジニアになれるのか
この不安は、実際に学習を進める中で解消されました。
理由は2つあります。
1つ目は、調べてみると「文系でもエンジニアになれる」という情報が多かったことです。数学のベクトルやlogといった知識は必要かと不安でしたが、計算はPCに任せればよく、重要なのは論理的思考力だと分かりました。
2つ目は、自分の「論理的思考力」に自信があったことです。普段から「なぜこうなるのか?」と考えるのが好きで、原因を突き止めるのが得意でした。これはエンジニアにとって重要なスキルであり、自分にも向いていると感じました。
2. 学習を継続できるのか
大学以降、勉強の習慣がなかったため、学習を続けられるか不安でした。しかし、スクールに通うことで解決できました。
スクールでは週6日、10時間以上の学習を3ヶ月間続けることで、学習習慣が身につきました。
3. そもそもエンジニアに向いているのか
エンジニアには、問題解決力が求められます。
私はもともと「なぜそうなるのか?」を深く考える習慣があり、それが学習を継続する原動力にもなりました。そのため、エンジニアに向いていると判断しました。
決断から得た学び
転職を決断したことで、自分に合った仕事に就くことができ、新しい人生を歩むことができました。
この経験から、「大きな決断を恐れず、自分の直感を信じること」の大切さを学びました。また、新しいことに挑戦する勇気を持つことで、想像以上の成長機会が得られることも実感しています。
これからエンジニアを目指す方へのアドバイス
転職を考えているということは、現状に何らかの不満を抱えているということです。
ブラック企業での経験は決して無駄ではありませんが、続ける意味があるかどうかは慎重に考えるべきです。
エンジニア転職に興味があるなら、まずはProgateでHTMLやCSSを触ってみましょう。その後、ポートフォリオを作成し、転職活動を進めるのが一般的な流れです。
学習方法は独学でもスクールでも構いません。自分に合った方法で、新しい道を切り開いてください!
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